19ears

ハードとソフトの断捨離

▼ハードとソフトの断捨離

社会人になってからというもの、物質的な断捨離は一般的な人より多めにやってきた気がします。鞄の中から始まって、本、洋服、書類、思い出の品などなど…。最近は実家での自分の部屋以外の断捨離(親に確認しながらです)や、データ断捨離(不要なメルマガ登録、会員登録の解除や、要らないデータやアプリの削除)にハマっています。自分の中での断捨離のフローみたいなものも確立してきて、売ることや捨てることが苦も無くすっかり習慣化でき、ハード面は目に見えてスッキリしています(この記事内ではハードの断捨離にデータ等も含むとします)。

ですが、ソフト面=精神的な面では身軽になれているかなあと時々思うことがあります。私が考える精神的な身軽さは、①見栄(周りの目)や義務感という縛りからある程度離れて、②自分の好きなこと、やりたいことに時間を割くことが出来ているか、ということ。そして更に欲張れば、③それで誰かを喜ばせたり、役に立てたら尚最高ということです。

社会的な生物である以上、見栄や義務感を完全に0にすることはかなり困難だし、ある程度人の目があった方が円滑なことも多々あるとは思うのですが、変に考えすぎると自ずから雁字搦めになり、余計な荷物をしょい込むことになります。せっかくハードの断捨離をしてスッキリしても、自分で心理的な荷物を増やしていたら何のために沢山のものを整理してきたのか分からん、という話です。

▼ソフトの断捨離のために

ソフトの断捨離にあたって具体的に私がやったことは、思い返せば自己分析かもしれないなあと思います。自分って何なのか、どうしたいのか、何が大事だと思っているのか考えることで、何を捨ててもいいのか、何を優先すべきなのか見えてきます。これは言わば、ソフトの断捨離をするための土台作りです。

例えば、周りに家族や友達、知り合いが誰もいない場所に自分がいたとして、そこで何をしたいですか?という問いについて考えてみて下さい。小さい時、時間を忘れて熱中していたこと、別に誰に褒められなくても、学生時代に楽しくてずっとやっていたこととか。

私は、勉強して新しい知識に触れること、思っていることを書いて表現すること、身体を動かすこと、読書してその世界にトリップすること、音楽を聴いてうわーこの曲かっこいい!ってなって自分で演奏してみること、新しい習慣を身につけること、自分の大好きなもので囲まれていること、でした。で、今それらが全部出来ています。

あとは自分の好きなものを、思いついた時にとにかく何でも書いて並べてみて、そこから自分の性質について共通事項を考えてみる。他人を気にしない100のやりたいことリストを作る。また具体的なやりたいことリストから抽出して将来どんな生き方をしたいか、ライフスタイルを選びたいかを考えてみる。ブレインダンプとかもありますね。

そしてそんな風に自己分析したら、それをそのまま行動に落とし込むところまでがソフトの断捨離の役目だと思います。行動する時間を作れない人は、今何となくやっている習慣を見直して、やりたいことを習慣にするのがオススメですが、そのやり方についてはまた長くなるので別の記事で…。見栄についても、なかなか難しいテーマなのでまた書いてみます。

▼参考になりそうな書籍たち

①ブレインダンプ

 

 

②Think clearly