19ears

買ってよかったもの③

①ベース


今まで持っていたベースは、とある人からのお下がりで、どうせこれからもベースを弾くなら自分で選んだものがいいなと一年以上前からベースの購入を検討していて、色々迷ってこいつにしました。ギターはFender USA standardを使っているため、ベースも買うなら同じシリーズが良いなと思っていたのと、プレベの方がジャズベより完全に音が好みであったこと、あと少しでもふくよかな音を出したくて指板はローズウッドのものを。ギターもそうですが、弾き込むことで本体の鳴りがよくなるので、一生使い倒したいなと思います。

②マルチエフェクター兼オーディオインターフェイス


大好きなギタリストの有賀教平さんが愛用しているもので、ミーハー心から真似して購入。自由度が高すぎてまだまだ使いこなせていないが、ベースにもギターにも使えて便利。マルチなのに馬鹿でかくないのも良い。

 

 

③サンダル


こういう突っかけタイプのサンダルって、足のサイドが痛くなりがちで倦厭してたのだけど、これはかなりぴったりだった。スエード生地っぽくて上品。

④カバン


サイズやデザイン、カラーでかなり迷った末に、こちらを購入。だいぶミニマムなサイズだけど、これくらい小さい方が個人的には好き。前掛けみたいにすると、金具のところが背中に当たって若干痛いのだけど、気にならないくらいには皮の質感が好き。

⑤ウィスキー


贈り物で頂いたもの。炭酸水で割るとそこまでワインっぽい味はしなくて、香りが程良くワイン。ストレートやロックで飲んだらまた違うかもね。

本坊 岩井トラディション ワインカスクフィニッシュ 750ml

本坊 岩井トラディション ワインカスクフィニッシュ 750ml

  • 本坊 岩井トラディション ワインカスクフィニッシュ 750ml
Amazon

 

⑥クラフトコーラ


伊良コーラを炭酸で割る。コーラは炭酸そのものだと思うので、割るって表現がそもそも正しいかは不明だが。スパイスが絶妙に美味しい。本当にクラフトなんだろうけど、クラフトって言葉でブランディングするのは賢い。アンティークな特別感。瓶が可愛いので、フェイクグリーンでも飾ろうと思うよ。

iPad pro


むかーしiPadを使っていたことがあって、その時はかなり持て余していたので、買おうかかなり迷ったが購入。結果、大正解。主にkindle読書用、社労士試験に向けた勉強用、考え事メモ用、動画撮影用として。ペーパーライクフィルムを貼ってApple pencilを使ったら、思ったより描き心地が紙のようでびっくり。しかもめちゃくちゃ軽くて片手で軽々持てちゃう。端末が増えるのが嫌なので、持っていたkindleは売りました。iPadは結局使わなくなるという意見も多いですが、用途が二つ以上あるなら買いだと思う。

 

買ってよかったもの②

①クラフタルオペラ


友人への入籍のお祝い用に購入。冷凍なのでさっと食べられないけど、賞味期限とか気にせずにゆっくり食べたいタイミングで、食べたい個数を食べられるのが嬉しい。しかも濃厚で上品な味がして、コーヒーと合うんだわこれが‥。

www.craftale-operasand.com

②炊飯器


噂の炎舞炊きを購入。釜が違うらしく、確かに米の立ち具合が違う。米の甘みを感じる。デザインも炊飯器にしてはまあまあスタイリッシュだし、毎日ご飯を食べるのが楽しくなった。早炊き30分モードもあるので便利。

 

 

③充電器


まず前提として充電器はどんなシーンでも一個しか持ちたくなくて、それを実現するにはどうしたらいいだろうって考えた末にこちらを購入。これ一個と三又のケーブルがあれば、①iPhoneiPadモバイルルーターsurfaceまで充電できるし、10000mAまであるので、災害時にも安心。しかも本体の充電をしながら他端末の充電ができるのがうれしい。

 

 

④在宅勤務用のキーボード&マウス


手頃な価格で打鍵感の心地よいキーボードと、それとセットになってるマウス。個人的なこだわりとして、カラーやデザインの観点から、キーボードとマウスは同じメーカーのものがよくて、色々と調べてicleverのを購入。打鍵感も深すぎずちょうどよく、充電の持ちもかなりよくて、2週間以上充電しなくても持つ(気がする)。

 

 

デルフォニックスのポーチ


元々Mサイズを鞄に入れる用のポーチとして購入したけど、持つ鞄が年々小さくなって入らなくなったので、自宅での貴重品保管に使っている。マチが広くて結構沢山入るので重宝する。いろんなカラーやサイズがあるので、Sサイズも買って、そちらは充電器や生理用品等入れて鞄にイン。

 

 

⑦とある方のzine


zineとはすごーい平たく言うと、同人誌のオシャレ版って感じのものです。これもインテリアとして購入。見栄や義務感に疲れている時にぱらぱらと眺めると、小さい頃みたいな何もない気持ちに回帰出来て良い。何もないってのはネガティブな意味じゃなくて、今みたいにアイデンティティとか自分の性質が構築されて、自分はこんな人って自認する前の真っ白い自分。このデザインが心地よいとか、見て色々な空想に耽るって行為の楽しさとか、生きるってもうそれだけでいいじゃんって気持ちにさせてくれる。

エドワードホッパーの画集


おしゃれな部屋にしたくてファブリックボードを買おうか迷ったのだが、設置するのがめんどくさいので壁にはかけたくないなあと思い直して、画集をインテリアとして飾ることに。画集ならば引越の時も気軽に持ち運べるしいいかなと思って。ホッパーの絵は、フィルムで撮った写真のような不思議なノスタルジーがある。この画集はシリーズ化されてるみたいで、他の画家のもあります。インテリアとして飾るのに手頃なサイズ感と、表紙の白地メインのシンプルデザインが良い。

 

 

⑨ベース用のストラップ


ベースを買ったタイミングでストラップも購入。黒fender一択でしょう。まあストラップで遊ぶ人もいますが、私はシンプル&実用性重視です。

 

 

⑩gloss move


ヘアワックスのくせに、何よりも物としての可愛さがある。洗面所に並べた時のフォルムが可愛いので、怠い朝にちょっとだけテンションがあがる。ワックスそのものとしても使いやすいし、香りも良い。種類もいっぱいあるので、次何使おうって選ぶ楽しみもある。メンズ用かもしれんけど、ワックス使う勢の女子も普通に楽しく使えるはず。

 

 

⑪ウツレンズ

愛機の富士フィルムxpro2につけたくて購入。そのままマウントするだけで、無限写ルンですが出来てしまって感動。富士フィルムの色味のまま、フィルム感のある写真が手軽に撮れてしまう。しかも5,000円と普通のレンズに比べて超安い。この方のyoutubeを参考に買いました。

 

女性ギタリストの素敵な歳の取り方

橋本絵莉子という人

チャットモンチーというバンドをご存じでしょうか。2018年完結したバンドなのですが、そのギターボーカル、橋本絵莉子さん(えっちゃん)という方が本当に素敵な歳の取り方をしているので、個人的な青春時代の思い出に重ねて紹介したく。

▼バンドを始めたきっかけ

今の20代、30代くらいの女性バンドマンあるあるだと思うけど、私も御多分に漏れずチャットモンチーにしっかり影響を受けて音楽を始めたクチです。高校時代、音楽好きな友人からチャットモンチーの音源を初めてレコメンドされて衝撃を受けたのを今でも覚えています。最初の印象は、音少ないのにこんなに良い曲あるの…?でした。それまでミスチルとかサザンとか、結構音数多めなバンドを聞くことが多かったので、3ピースバンドにそこでほぼ初めて触れて、一気にバンド音楽にのめり込んでいき、すぐにギターを始めることに。チャット関連の情報を集めるのに、音楽雑誌やネットを読み漁ってたなあ。

▼20代の頃のえっちゃん

生命力というアルバムの頃にえっちゃんを初めて動画等で見たので、その頃は可愛らしいなあ、でもギター弾かせたらかっこいいなあ、声がいいなあ、喋るとのほほんとしてるけど良い曲作るなあ、という印象でした。

女性だけで3ピースというバンドカラーゆえに、常に結構気張っているというか、バンドという大事なものがあって、ファンやスタッフ等その周りが段々広がっていく中で、強くならなきゃ、しっかりしなきゃ、みたいな20代らしい力の入り方というのか、そういうのがあった気がします。結婚前というのもあって、女性として見られることへの突っぱねと受容の間で揺れている感じもあったと思う。

でもその当時、私はこんな目線ではチャットのことを見ていなくて、一番思い入れの深い大切なバンドとして、自分の音楽人生の一番濃密であろう時期とともにただただ思い出を重ねっていったという感じでした。初めてライブにチャットのライブを観に行ったのもこの時で、ずっと追いかけてきた、音楽を始めるきっかけが目の前にある感じが何とも不思議で、一人ひっそりと泣いたのを覚えてます。

▼30代、そして今へ

チャットはドラマーの高橋久美子さんが脱退。自分自身は社会に出て、荒波に揉まれているところでもあったし、久美子が脱退したことで正直かなりチャットへのモチベーションが下がってしまったのもあって、つかず離れずな感じで動向を追っていた時期でした。からのえっちゃん結婚、そして妊娠。バンドの編成が変わったり、試行錯誤の時期がある中で、自分たちのやりたいことをやり尽くした形で、最終的に解散(完結)へ。

個人的には久美子が抜けてからの時の流れは結構早い気がしていて、それだけ3ピースバンドとして自分はチャットに価値を見出していたんだなあとか、形が変わってしまってもチャットの音楽が好きで、思い出を重ねてる気持ちとか、女性はライフイベントとやりたいことのバランスをとるのが本当に難しいなあとか、いろんなことを感じた時期でした。

えっちゃん個人は、出産を経て20代の頃のような気張りが良い感じに取れて、まろやかな母性を感じる中に芯があるという凄く素敵な女性になったな、と勝手ながら思いました。困難な状況でも自分のやりたいことや信念を貫いたり、紆余曲折の経験と母になったことで、真に女性らしいロックさを得たという感じ。曲も相変わらず独特なのにそれが凄く良くて、何だろう、しっかり生き様がかっこいい。上白石さんのは、えっちゃんが楽曲提供したやつです。

 

▼同じ女性として

自分も同じような年齢にこれからなっていくわけですが、しなやかさと強さは、経験の積み重ねや、人を愛したり愛されたりすることで培われるんだなあと思います。いつもいつも、今が一番かっこいい。そんな素敵な歳の取り方をしたいものです。

 

東京・日本橋で美味しいお店①

①紅花別館


名物の壺カレーを食す。その名の通り壺に入っているため、食べ進めると【まだあるんかい‥!】とびびるくらいにボリューミー。味は言わずもがな美味しい。

日本橋さくら井

海鮮丼を食す。店構え的に若干敷居が高そうに見えるが、お店の方々の雰囲気がマイルドなので、入るとほっとする。

③かに福

近くのコレド室町にもある、かに料理のお店。三色手毬丼を食す。一つずつの量も程良く、美味しいとこどり出来て女性は嬉しいかも。ほぐし蟹のうまいことこの上ない。

 

tabelog.com

④あをによし

昼はランチ、夜は居酒屋。手狭な感じだが2階もあるので、隠れ家的な感じで使える。奈良料理の専門店なので、料理だけでなく日本酒も奈良推し。

讃岐うどん ほし野

讃岐うどんでお酒が飲める店。うどん大好きな外国人の友人を一度連れてきたところ、大喜びでした。tabelog.com

 

⑥なな蓮

食べログ百名店にもなっているラーメン屋さん。いつも列を成している。スープからもう味わいが違う。ラーメン屋なのにカレーも美味しそう&夜はお酒を出しているみたいです。

⑦vino e IL raccolta

同僚の送別会で使用。日本橋駅からは少し離れるけど、こじんまりしているアットホームなイタリアン。何を頼んでも美味しい。特に生パスタが有名みたいです。

⑧熟成酒場 福井県美浜町 日本橋本店

ランチはご飯、スープおかわり自由のため、男性客がやや多い。鯖の塩焼きを食したけど、脂がのっていてとても美味しかった。夜は居酒屋のようです。tabelog.com

 

⑨いけ増

雑誌にも載っているような老舗店。ランチで行ったが、コスパよく美味しい。常連さんらしき方もちらほら。接待とかでも使えそう。

⑩紅葉川

こちらも老舗のお蕎麦屋さん。鴨そばが上品なおだしで美味。渋いので、年上の方と行くのにいいかもしれない。

⑪いぶき

大手町駅直通のビル内にあるお寿司屋さん。アクセス最高だし、美味しいのにお昼も程よく空いていて良し。

⑫過門香

ちとお高いけど、とても美味しい中華料理のお店。お昼のセットはなかなかボリュームあり。

⑬みそらーめん ど・みそ

濃厚な味噌ラーメンのお店。コーンが乗っているのが嬉しい。

⑭Tradition

気軽に使えるフレンチのお店。ランチもコスパ良しだが、日本橋駅からはちょっと遠いかな。tabelog.com

 

⑮羽田市場

最近できた常盤橋タワーの地下にある海鮮のお店。店が広くないので、昼はすぐに一杯になってしまう。夜は立ち飲み席?もあるみたいです。

音楽やっててよかったなあ

高校時代に音楽の魅力、楽しさを教えてくれた友人がいて、でも何となく疎遠になってて。先日ふとしたきっかけで、およそ10年ぶりに連絡を取って話してみたのだけど。

まず第一に音楽性が合うので、それだけでもう話していて楽しかった。高校時代、お互い尖っていた部分も丸くなって。別にその子とバンドを組んでいたわけじゃないけど、解散したバンドが再結成する気持ちが少し分かった気がした。懐かしさと新しさが混在してワクワクする感じ。お互い時間を共有していたからこそ分かるコアな部分と、共有していなかった未知の部分を掛け合わせた時の無敵感のようなもの。上手い下手とか一旦脇に置いといて、一緒に何か音楽出来ないかなって話になった。音楽やっている人あるあるかもしれないけど、この曲やろうよ!って話している時間って最強に楽しくない?

んで、自分が音楽に感じていた魅力って、音や言葉が好きであるとか、楽器を演奏するフィジカルな楽しさとか、人と一緒に演奏している時の一体感とか、ライブに向けて一生懸命になれる努力できる感じとか、色々あったんだけど。それに加えて音楽の部活感というのか、人と継続して関われるツールであることにも魅力を感じているんだなあって改めて思った。また明日ねって言える距離感、何か目標に向かって切磋琢磨する部活感が心地いいし、音楽っていう一番好きなツールで、本当はそんな風に人と関わりたいって思ってるんだなあって。

今回みたいに時間が経ったって、一緒に音楽の話してお酒飲んだり、演奏したりすれば、良い意味で昔に戻れたり、新しい発見があることを知ってる。だからこそ音楽に向ける努力をゆっくりでもいいから生涯したいし、一緒に音楽をやった時に魅力的な人でありたいなって思ってる。別に特別上手じゃないけど、音楽やっててよかったなあ、楽しいなあって思った最近でした。

趣味について思うこと

私自身、趣味はそれなりにある方かとは思うけど、ふとした時に世間の趣味マウントの取り合いみたいなものに凄く疲れる時がある。人に言える趣味、ある程度上手じゃないと趣味とは言えない、多趣味な方が多彩な人間、趣味が無い=つまらない奴みたいな論調。特に社会人になって、自分も周りも仕事である程度年数を重ねて余裕が出てきてから、その雰囲気を結構感じる。

趣味って多ければ多いほど魅力的な人間ってわけじゃないし、人間として視野が広いってことの証明に必ずしもなるわけじゃないと思う。人に言える趣味ってなんだ?自分が好きなら上手じゃなくてもよくね?とか、地味にもやもやする。コレっていう目立った趣味がなくても、好きなものを好きって言えたらそれだけでいいのになあ。

その反面、世間体やアイデンティティとしての趣味、というのもとてもよく分かる。特に独身だったり、結婚してても子どもがいなかったりする場合、仕事以外の時間何をしてるの?という話になりやすいし、その時に見栄えのいい趣味があった方が、自分というキャラクターがちゃんと主張できる、とかそういう思考。パラレルキャリアとか副業とか、いろんなことをするのが良しとされる世の中でもあるし、仕事でもプライベートでも色々やりまっせ、というのがトレンドなんだろうとも。

ここまで書いてきて思ったのは、私自身が好きなものを好きって人目を気にせず言えないから、そういう趣味マウントを取ろうとする人に敏感になっているんじゃないだろうかってこと。本当は好きなこと一杯あるけど、人に言って差し支えない見栄えのいいものだけピックアップして言ってるところはある。まあ何でもかんでも言うのは違うと思うけど、出来れば多趣味であろうとしたり、一番趣味マウントを取ろうとしてるのは自分じゃね?ってこと。仕事だってもちろん頑張っているけど、それだけの自分じゃどこか不安で、趣味武装することで世間体から身を守ろうとしている。資格試験みたいなおまじない感。

そして同時に、他人の目を気にせずにコレが好きって堂々と言える人がどこかで羨ましくもあるんだろうなあ。本当に物事に集中していて邪心がない時って、マウント取ろうとかそんな余裕もないから、まだまだ自分は仕事に趣味に必死じゃないのかもしれない、もしくは必死だった気持ちを忘れかけているのかも。

自分の趣味心を刺激してくる、自分に似たような人とは一旦距離を置いて、好きなものとただ好きと思う気持ちを大事に、他人の目ではなくて自分のために、いろんなことに必死であり続けたいものです。

 

労務職から考える採用

▼人や採用について

がっつり採用業務をしたことがあるわけではないけど、数人、自分の近くで働くであろう人に対して、面接のようなことをしたことがあります。また今の会社の特性的にも、人や採用に対して色々と考えることが多いなあと感じています。そんな労務職の目線から、平たく人材について考えてみる。完全に一個人の意見ですが、これから転職するであろう人や、同じ労務職の人、そうでない人にも読んでみてほしいなあ。

▼採用担当の目線

労務職が採用に対して何を考えているか、の前に。採用担当の人事は、結構こんな目線で見てるんじゃね?という勝手な予想。

応募している職種や業界に対して、面接に来る方がどの程度未経験か、経験者かで、採用する側が見ている世界は違うんじゃないかなと思う。未経験であれば加点式、経験者であれば減点式のことが多いんじゃなかろうか。履歴書や職務経歴書等、データを先に見た時に、経験者であればある程、勝手に採用側はハードルを上げていく。これで人柄が良くてちゃんと喋れていて、前職から弊社を受けるまでの転職ストーリーが信用に足るものであれば、最高って感じ。逆にどれだけデータ上良さそうに見えても、それ以外がダメだと、ハードルが上がった状態だったがゆえに、その反動でかなりがっくりする。

未経験の場合は、人柄と喋りと転職ストーリー重視にならざるを得ない。あまり期待していないからこそ、これらがしっかりしていれば、知らず知らず株があがってしまう。悪そうな少年が優先席でおばあちゃんに席を譲っていたら、好感度爆上がりするみたいな感じ。

あと採用人数目標も当然あるので、自分の上司や現場の部署に、この人を採用した理由を説明出来そうか?何でこんな奴採用したんだよ、と責められないか?次に誰か別の人を採用する時に、あの人が良い人っていうなら採ってもいいか、という自分への信頼感を築くのに足る人物か?という、採用担当としての自己保身とも戦っているはず。

労務職の目線

面接時に労務職が思うことは、一緒に働いた時に、労務という仕事の特性を共有認識にしながら物事を進めることが出来そうか?じゃないかな。人やお金に関わるし、それを働いている人(従業員)に納得してもらう仕事なので、正確である、丁寧であることは当然。結構イレギュラーも多いので、言われたことだけじゃなくて自分で考えて行動することができる、万が一ミスったときにも素直に対応できる、他の部署との連携も必要なので上手にコミュニケーションがとれるとか、そういった部分も必要。ここら辺はもはやビジネスする人の基本素養なのかもしれないが。

まあ実際は面接だけで見抜ききれない部分もあるので、一緒に働きながら共有認識を深めていく感じになるかと。進んで労務に応募してくるような方は大体正確さ、丁寧さは最低限兼ね備えているので、致命的な失敗をしないような仕組み作りをすれば、あとは未経験でも時間をかけて経験を積んでもらえば何とでもなる気がする。こういう場合はこういう対応をした方がいいってのは、基本的に大体決まっているし。一番厄介なのは従業員の人がお金絡みで納得できないことがあった場合。そこらへんは実際に場数を踏みながら対応の仕方を学ぶしかないので、その下地として、自分の頭で考えて対処できる人であれと思う。

▼最後に

偉そうに色々書き連ねましたが、自分ももし仮に転職するとしたら、きっとそういう目線で見られるはずなので、今出来ることの精度をあげて、出来ないことはどうすれば解決できるか修正して日々精進したい。今の課題は、本当に良い納得のしてもらい方です。がんばろう。