19ears

音楽やっててよかったなあ

高校時代に音楽の魅力、楽しさを教えてくれた友人がいて、でも何となく疎遠になってて。先日ふとしたきっかけで、およそ10年ぶりに連絡を取って話してみたのだけど。

まず第一に音楽性が合うので、それだけでもう話していて楽しかった。高校時代、お互い尖っていた部分も丸くなって。別にその子とバンドを組んでいたわけじゃないけど、解散したバンドが再結成する気持ちが少し分かった気がした。懐かしさと新しさが混在してワクワクする感じ。お互い時間を共有していたからこそ分かるコアな部分と、共有していなかった未知の部分を掛け合わせた時の無敵感のようなもの。上手い下手とか一旦脇に置いといて、一緒に何か音楽出来ないかなって話になった。音楽やっている人あるあるかもしれないけど、この曲やろうよ!って話している時間って最強に楽しくない?

んで、自分が音楽に感じていた魅力って、音や言葉が好きであるとか、楽器を演奏するフィジカルな楽しさとか、人と一緒に演奏している時の一体感とか、ライブに向けて一生懸命になれる努力できる感じとか、色々あったんだけど。それに加えて音楽の部活感というのか、人と継続して関われるツールであることにも魅力を感じているんだなあって改めて思った。また明日ねって言える距離感、何か目標に向かって切磋琢磨する部活感が心地いいし、音楽っていう一番好きなツールで、本当はそんな風に人と関わりたいって思ってるんだなあって。

今回みたいに時間が経ったって、一緒に音楽の話してお酒飲んだり、演奏したりすれば、良い意味で昔に戻れたり、新しい発見があることを知ってる。だからこそ音楽に向ける努力をゆっくりでもいいから生涯したいし、一緒に音楽をやった時に魅力的な人でありたいなって思ってる。別に特別上手じゃないけど、音楽やっててよかったなあ、楽しいなあって思った最近でした。